安部篤史がウォーターボーイズに出演!?シンクロ男子の歴史は?
2015年夏のシンクロ世界選手権から正式種目となった「混合デュエット」として開催されることが決まり、日本代表2人の演技が2015年5月2日の「ジャパンオープン」で初披露されました。
史上初の男子日本代表の安部篤史(トゥリトネス水泳部)、足立夢実ゆみ(国士舘シンクロク)組です。
今回は日本初となる安倍篤史さんに迫ってみます!
プロフィール
安部篤史(あべ あつし)
生年月日:1982年8月30日
生まれ:東京都練馬区
身長:171cm
体重:65kg
公式Twitter:@AtsuRobin_ohara
所属:トゥリトネス
安倍さんは小さいころから水泳をたしなんでいたのですが、高校3年生で競泳選手を引退します。
その後、あの「ウォーターボーイズ(2001年)」を見て感銘を受け男子のシンクロにハマっていきます。
なんと10回以上も映画館に見に行かれたそうですw
それだけ惹かれた理由を次のように語っています。
「水の中で動くと言えば僕は水泳しか知らなかったので、『水泳以外でもやれることがあるんだ』というところで感銘を受けて、やってみたいなっていう思いから、どんどん、いろいろとのめり込んで行きました」(出典:NHK ONLINE)
大学に入り現役復帰を模索する頃、水中パフォーマンス集団「トゥリトネス」に入団します。
このトゥリトネスは水泳の発展と普及を目的とし様々な活動を行っているパフォーマンス集団です。
安部さんの師匠!?:トゥリトネス主催の不破央(ふわひさし)熱い道化師への思いとは?
さらに、TVドラマ版のWATERBOYSには「安藤」という役名で出演されました。憧れのドラマに出演されるとはスゴイ光栄なことですよね。
翌年のWATERBOYS2でもシンクロ指導としてかかわっていらっしゃいます。
トゥリトネスの一員として臨んでいたレオパレスリゾートのプロフィールには次のように書いています。
ほんとにシンクロが好きなんですね。
2009年、2011年と男子シンクロ世界選手権大会で既にソロ連覇という実力も伴っている人物です。
その実力が垣間見える動画がありましたのでご覧ください。
やっぱ、スゴイ綺麗っすよね。
男子シンクロの歴史
シンクロは元々男子のスポーツだったの知ってました!?
記録に残るシンクロナイズドスイミングの最も古いイベントは1892年にイギリスで行われました。当時は男子のスポーツで「スタントスイミング」と呼ばれていました。
それがアメリカにわたり「ウォーターバレー」とよばれ、1934年のシカゴ万博で「シンクロナイズドスイミング」と名付けられました。(引用:TVasahiシンクロの歴史)
なぜ、女子メインのスポーツとなったのかの記述については見つかりませんでしたが1984年の第23回ロサンゼルス大会からシンクロがオリンピック競技になったのですが、その時に採用されたのが女性のみだったことが要因なのかもしれませんね。
海外では
外国ではビル・メイさんというアメリカの方が第1人者のようです。
今回世界大会で男女混合が採用の為にも尽力されたようです。
ビル・メイさんの画像と動画がコチラです。
日本のシンクロ
日本では安倍さんも見て看過された映画:「ウォーターボーイズ」で広く知られるようになりましたが、その元祖をご存知ですか?
実は「埼玉県立川越高校水泳部」がモデルになっています。
1988年に「何か学生時代に心に残る面白いことをしよう!」とインターハイに出場しない3年生が「くすのき際」という文化祭で披露したことがきっかけとか。
スケジュールを見てみると
水泳部は6月下旬でおこなわれる大会での関東大会やインターハイ出場を目標に、日々練習に励んでいます。4月下旬から9月までは川越高校のプールで、10月から4月上旬までは、近くのプールを借り、練習をしています。 8月のお盆が過ぎたあたりのころになると、水泳部を引退した3年生の有志が主体となり、水泳部現役生である1,2年生をまじえて、シンクロ練習をはじめます。(引用:川越高校シンクロ情報)
現役を引退した選手が主体でされているみたいですね。
ホームページが毎年あらたに作成されているようですが、元を作って後輩が継ぐって感じにすればいいのにと思ってしまいますw
でも、まさに学生の思いで作りとしては最高ですよね☆
パートナー
今回は混合ということで参加されるのですが、そのパートナーがこちら
足立 夢実 (あだち ゆみ)
生年月日:1989年2月7日
生まれ:埼玉県
身長:159cm
体重:50kg
足立さんはロンドンオリンピックにチームとして出場され、予選3位決勝5位に入賞され2013年の世界選手権を最後に現役を引退されています。
引退されたといってもまだ27歳です。あらためてみると競泳選手の選手生命の短さははかないものですね。
年と共に表現力は増していると思いますので、シンクロの世界では期待できるのではないでしょうか。
記念すべき一回目にはぜひ良い結果を期待したいですね☆
この記事へのコメントはこちら