北朝鮮の過去の軍事行動宣告とその行動は?対北拡声器放送って何?
何やら朝鮮半島情勢が不穏な空気になってきています。
北朝鮮軍が11年ぶりに対南拡声器放送を再開したことが17日、明らかになった。
韓国軍が北朝鮮のDMZ(非武装地帯)での地雷挑発に対する報復措置として対北拡声器放送を再開したことにより、対抗作戦に出たと見られる。
北朝鮮は14日、「戦線西部地区司令部」名義のFAXで、韓国側の拡声器放送再開を「無謀な軍事的挑発行為」と規定し、「我々と対決する勇気があるなら、戦場に出てきて軍事的決着をつけよう」と脅威を示していた。(部分引用:Y!News)
3日前に始まっていたようですが、とうとう20日に北朝鮮から期限を設けられたと言います。
その警告として、北朝鮮から20日午後3時52分にロケット砲が京畿道(キョンギド)漣川(ヨンチョン)郡地域に発射され、韓国側は155mm砲弾約20発で応戦しているとか。(参考:Y!News)
場所
読んでくれている方で、北朝鮮と韓国は戦争状態ってこと知らない方もいるかもしれませんね。
自分も詳しく知っているわけではないので、ついでに調査してみた。
朝鮮戦争
うーんと。間違ってるかもしれませんが、ザクッといきますね^^;
日本の敗戦が濃厚となる中、朝鮮半島に日ソ中立条約を破棄してソ連が侵攻。
ソ連が幅を利かしてしまうのは問題とアメリカは「半分コしよー」と提案。
ソ連も「よかよー」ってことで38度線を境に北がソ連。南がアメリカに朝鮮総督府(日本)が降伏することとなる。
世界的に植民地政策からの転換時期で、占領というより大国は後ろから支援しながら支配するという形に。
で、戦時中は政治犯としてとらえていたり逃亡していた人々が帰ってきて、中国・ソ連の後ろ盾のもと、共産主義を良しとした人々が北朝鮮人民共和国をつくる。
アメリカなどの資本主義を良しとする一派で大韓民国を建国。
それぞれの思惑で民族統一をしようとした中、北朝鮮が進行し朝鮮戦争が始まる。
ってながれ。
ソ連は戦争に参加はしないコソ武器の供給などの支援をし、裏では中国・ソ連 VS アメリカという構図を描く。
1953年にそれぞれの主な支援者であるTOPが入変わり、休戦を模索していたところもあり休戦協定が結ばれ今日に至る。
ざっくり過ぎるけどこんな感じです。
だから現在も戦時中には変わりがないので韓国では徴兵制が残ってるんですね。
韓国の徴兵制についてちょこっと勉強!? ⇒ ”高槻平田奈津美さん星野凌斗君事件で犯人と思しき書き込みが!?”
対北拡声器放送とは?
おっきな拡声器で、非武装地帯の先にいる北朝鮮の住民・兵へ向けて体制の批判をするもの。
非常に原始的というか、コレって効果があるのでしょうか。。。
北朝鮮のおどし
よくTVで「凄惨な火の海に包まれるだろう」などという脅しをよくかけてきますが実際はどちらかが引いて事なきを得ていることが多い印象があります。
ただ、今度は具体的に48時間という時間を区切って「軍事行動を開始する」と言っているのが気になりますね。
具体的にはまとめきらなかったですが、脅し文句がまとめられていたので紹介まで。
【無慈悲シリーズ】
無慈悲な報復聖戦
無慈悲な鉄槌
無慈悲に撃滅掃討
無慈悲な強打
無慈悲な懲罰
無慈悲に粉砕
無慈悲な火力攻撃
無慈悲な攻撃
無慈悲でせん滅的な打撃
無慈悲な対応打撃
無慈悲な報復
無慈悲な洗礼
無慈悲に撃滅
無慈悲な報復打撃
無慈悲な対応措置
無慈悲な軍事的措置
無慈悲な軍事的打撃
全般的な戦線で無慈悲に対応
無慈悲な物理的な力を行使
無慈悲な軍事的対応打撃
無慈悲な軍事攻撃
無慈悲な電撃作戦
無慈悲、かつ予想できない物理的行動
無慈悲な稲妻 ←2013/4/1追加【容赦ないシリーズ】
容赦のない反撃
容赦なき火の洗礼
容赦のないせん滅的打撃
容赦なく粉砕する
容赦ない粛清
容赦なく処分
容赦なく撃墜
容赦ない軍事的措置
容赦なく処罰
容赦ない攻撃
全般的前線での容赦ない粉砕【味シリーズ】
戦争の味を見せてやろう
火の洗礼の味
火の海の味【その他】
この世の誰も体験したことのない最も厳しい懲罰
死を以って代価を払うべき
妥協も容赦も知らない我が軍と人民
他の誰も持っていない最先端の打撃装備がある
千万軍民の聖戦
先軍の銃でことごとく一掃
わが革命武力の特別行動
挑発の根源を焦土化
際限の無い報復打撃
より恐ろしい懲罰
全戦線での全面的軍事打撃行動
再侵略戦争の砲声
鋼鉄の砲身と戦略ロケット(ミサイル)が発射の瞬間を待っている
未公開で最先端の世界的な打撃力量と安全保衛手段がある
本当の戦争を見せる
絶対に無事ではなくなる(引用:SukimaWindows)
現代の科学力をもってすれば、ほんとに攻撃などすれば一瞬にしてやられてしまうのは目に見えてますからね。
実際に行動することはないんでしょうが。。。と思うのがやはり平和ボケを感じてしまう瞬間でしたorz
注目記事⇒”高槻平田奈津美さん星野凌斗君事件で犯人と思しき書き込みが!?”
この記事へのコメントはこちら