神部冬馬。イルカの息子である彼のデビューに至るまで苦悩とは?
先日TV番組で見たのですが、『なごり雪』のイルカさんの息子さんがカラオケバトルへ出ていました。
それまでその存在を知らなかったのですがデビューに至るまでの経緯が非常に共感したので調べてみました。
プロフィール
神部 冬馬(かんべ とうま)
シンガーソングライター、パーソナリティ
1978年12月14日 東京都生まれ
公式サイト:http://www.tomakambe.net/
神部和夫(音楽プロデューサー/父)とイルカ(シンガーソングライター/母)の影響を受けて育つ。
デビューまでの経緯
「シンガー・ソングライターとして20歳ごろから軽い気持ちで作詞作曲を始めました。曲を書いてライブやって有名になればいいなって。でも、それではご飯を食べていけるわけもなく。母親の運転手をしたり、仕事を手伝ったりする毎日。ただ、意外に収入が安定してきちゃって。安住したのか焦る気持ちもない生活を10年近くダラダラ続けてきました」(出典:ニッカンスポーツ・コム/2008年)
一定の収入ができて「なんとなく」生きてきて、芽が出ない歌手をあきらめかけ、俳優学校に2年間かよったがこちらも芽が出ずに、楽観的な人生を送ってきたと自身でおっしゃっている。
転機
そんな彼に、転機が訪れるのです。理解者であった父で音楽プロデューサーの神部和夫氏が急死したのである。
もともとパーキンソン病を患っていらしたようですが、急にどうなるという病気ではなかったので、生きているうち作品を出せればと『軽い気落ち』でやっていたと振り返っています。
自責の念に駆られ眠れない夜を過ごされたとも。
デビューとその後
後悔の中でもがく中で得られたものもあったそうです。お父さんの前向きな姿勢や生前言いたかったことなどの気づきがあり、曲作りの感性が刺激されてお父さんの1周忌前に「小さき者」でデビューをはたしたのです。
その後は、音楽活動を続けながら地方のラジオのパーソナリティーを務め、母親のイルカさんとチャリティーイベントに参加したりと精力的に活動を続けています。
プライベートではバツイチであったり、人生経験も厚みを増している!?ようで、しゃべりもスッっと入ってきた感じがしました。
ある程度の生活ができて惰性で生きていくことの楽さと、その先にあるものに気づきを得はじめてきた私にも通じるものがあって共感できるところがたくさんありました。
最近カラオケバトルなどでよく出演されているのを見ますが、今後の活躍に期待ですね!
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