Fashion Revolutionの動画が感動!?残る違和感
今回は通常と嗜好を変えまして、とあるブログを見て残った違和感を感じたのでそのことについて書いてみます。
仕事の息抜きで面白いのでよく「Grape」っていうサイトを見させてもらっているのですが、違和感を感じたのが、そこの記事で人気のTOPにあったものです。
「激安で販売される服。その事実を知った時、それでもあなたは買いますか?」(出典:Grape)
内容としては、ある日、街中のど真ん中に1台の自販機が現れます。
その自販機には「Tシャツ 2ユーロ均一」
で、買おうとした人がお金を入れると1本の動画が流れます。
2ユーロ(260円)でシャツを提供するためにたくさんの女性が安い賃金で働いてる悲惨な状況を訴えた動画です。
それを見た人が最後に、「買いますか?」「寄付しますか?」の選択ができほとんどが寄付をするといったもの。
実際の動画がコチラです。
調べてみたのですが、
Fashion Revolutionというのは2013年4月24日に、1133人が死亡し、2500以上の負傷者を出したバングラデシュの「ラナ·プラザ」という縫製工場が入っていた崩壊事故をきっかけに、劣悪な労働環境を改善しようと立ち上がったNGO組織
組織として公式サイトはあるのですが、日本語のサイトまではまだ見当たらず、ツイッターのアカウントがあるだけで、そのリツイに英文が目立ちorz
公式サイト:http://fashionrevolution.org/
日本公式ツイッターアカウント:@Fash_RevJAPAN
文言から調べるとNGOと言う文言で有名なのは、「国境なき医師団」であるように、いわば国際社会で活動する団体で政府の組織ではないと言う意味。
似たようなものでNPOと言うのがあります。コレは「非営利組織」と言う意味。
こういったことをまとめて、「世界をまたに駆けて活動する組織なんだなぁ~」若輩な私にはこのようなことくらいしかわかりませんでしたorz
同意
確かに安いものは売れますが、安すぎるモノばかりを欲しがるのもどうだろうとは思っていました。
安いものを欲しがることで、費用を抑えるために海外へ生産拠点を移し職がなくなる。
また、大きな企業はより仕入れ値を下げるため無理難題を弱い下請けに押し付ける。その結果安い賃金でしか雇わない。
自由経済の下ではある程度仕方のないものかもしれませんが、不条理に感じていましたので、この組織の活動目的自体については同意できます。
違和感
ただ、なんでしょうね。
あの動画をはじめて見た時には、「その映像を見て寄付するのがすばらしいこと」というのが前面に出すぎているように感じました。
募金が単なる団体の活動資金なのか、安く雇われている人々に還元されるのかそこもわからない。実態が良くわからない団体が闇雲に寄付を促すのはどうかというところに引っかかったのかもしれませんね。
今回の場合のように映像を見て寄付を求めるのであれば、Tシャツはそのままで売ってさらに寄付を募ればよかったんじゃないかと思いますね。
といっても、自分の英語力がすぐれていれば読めればまた感じ方もちがったのかもしれないですが(^^;
以上まとまりのない駄文ではありましたがごらんいただいた方ありがとうございました。
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