アーロン車椅子で戦うナイトロサーカス団員の生い立ちとは?
昨年末からアーロン・フォゼリンガムさんという方が話題になっています。
彼は生まれながらに足に障害を持ち、車椅子での生活を余儀なくされているのですがなんとBMXなどを使用したスタント集団ナイトロサーカスの団員なのです。
なぜ障害を持った彼が団員になれたのか。その秘密を探っていきます。
プロフィール
名前:アーロン・フォゼリンガム
生まれ:ネバダ州ラスベガス
年齢:22歳(公式サイトより)
公式サイト:AARON WHEELZ FOTHERINGHAM
彼は生まれながらに二分脊椎症という病気を患い、様々な神経が分断されることによる症状があり彼の場合は下半身がコントロールでき兄状態にあるようです。
二分脊椎症
二分脊椎は、生まれつき脊椎の癒合が完全に行われず一部開いたままの状態にあることをいいます。そのなかには、脳からの命令を伝える神経の束(脊髄)が、形成不全を起こし様々な神経の障害を生じる病気もあります。主に腰椎、仙椎に発生しますが、その部位から下の運動機能と知覚が麻痺したり、合併症として脳に異常を生じたり、さらに膀胱や直腸の機能にも大きく影響を及ぼすことがあります。(引用:二分脊椎のウェブサイトのご紹介)
この二分脊椎症がおこる原因については現在でも解明されておらず、環境的・遺伝的複数の要因が妊娠初期段階で影響するのではないかと考えられているようです。
妊娠に気づく前に原因があるとされ、防ぐことはできないようですね。
人物
彼はもともと歩けないことが当たり前のことととらえており、それが障害という認識がない非常に前向きな人物のようです。
小さいころに兄がスケートをしているのを見て、自分も挑戦するようになります。
初めから今のようにできたのではなく、恐怖におののいていたようですが、一度チャレンジをしてうまくできたときにのめり込んでいったようです。
転んでも転んでも挑戦する姿は驚異的なものです。その時の動画がコチラ
いくらヘルメットなどの防具をつけていても、見ているだけで痛々しいですね(><)
そんな彼は2005年には空中で180度ターンを完成さえ2006年には初めて車いすでバックフリップを成功させます。
その後、現在所属するナイトロ・サーカースのツアーに参加し現在に至るようです。
その間も健常者であってもなかなかできないことに挑戦するなど非常に精力的です。
彼は自身の活動を通し世界の車椅子の人々の認識を変えるだけでなく、誰もが新しい方法で生きる方法を見出す支援をしていきたいと考えているようです。
若干22歳ではありますが、その前向きな生き方には非常に感銘を受けますね。
その詳細については、今後tv番組などで紹介されるようなのでわかれば追記していきたいと思います。
ナイトロ・サーカス
彼の参加するナイトロサーカスとはどんなところか。
「ナイトロ・サーカス ライブ」は、FMX(フリースタイルモトクロス)、BMX(自転車)、スケートボード等を使ったスピード感溢れるワイルドなスタントショーです。(引用:公式サイト)
なんか、バイクでグランドキャニオンからダイブしたり、ビルからビルへ飛び移るとか、刺激を求めるアメリカ人が好きそうですよね。。
ある意味失敗を恐れることなく、邁進するというのはすごいと思いますが、どうも自分には無謀という感覚の方が強いですね(汗)
そのプロモーション動画がこちら。今回のアーロンさんも28秒前後で出ています。
(追記2015/7/26:動画公開終了に伴い削除)
やっぱりこうやって見るとテクニックとかすごいですね。
で、なんとアーロンさんたちナイトロサーカスのがとうとう日本でもライブを行うようです。
2015年2月18日(土)
2015年3月1日(日)
@京セラドーム
2015年3月7日(土)
2015年3月8日(日)
@東京ドーム
日本人もFMX(フリースタイルモトクロス)やインラインスケートで参加される方がいるようですね。
怖いもの見たさで見てみたい気もしますが。。。
興味のある方は公式サイトでチェックしてみてください★
公式サイト⇒ Nitro Circus Live(日本)[補記:2015/12現在閉鎖]
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