【人形島】メキシコソチミルコにある呪われた島。その所有者画像を発見!
夏。お盆も近くなり、学生時代に合宿で怪談話をしたことを思い出します。
車で移動中にNAVITVで面白そうなのを見つけてさっそく調べてみました。
起源
島とよばれていますが、正確には「チナンパ」という干拓地のようなもののようです。
チナンパ
沼地の表面の厚い水草層を切り取り、敷物のように積み重ねてつくった浮島の上に湖底の泥を盛り上げて作った湖上の畑のようなものを利用する収量の大きい農法
その場所をドン・ジュリアン・サンタナという人が所有したところから始まります。
ドン・ジュリアンという人
調べてみると人形をあつめるようになった経緯は諸説あるようです。芸術家で人嫌いなところがあり人形をつるすことで周りを脅していたという説もあるようですが、もっぱら話題になっているとおりこの世ならざる者が関係している説が強そうです。
TV取材での妹さんの話によると、ジュリアンさんは何か不思議な力を持っていたようで、あるとき近くの湖に少女がおぼれる姿を目撃し助けようとしたが結局見つからないという事故に遭遇しました。その数日後、ふと呼ばれるようにその湖に行ったところ湖から這い上がる女の子を目撃したが、結局はなにもみつからなかった。その後に女の子の供養のためと人形を飾り始めるようになったということです。
ドン・ジュリアンさん(参考:幽霊ゾンビのブログ)
不可解な最期
人形を飾り始めてから数が増え続け、メキシコシティーに仕事で行くたびにたくさんの人形を拾ってきたようです。その収集は現在の管理人である甥っ子も協力をしていたとのこと。
その供養も実らなかったのか50年後の2001年に、以前おぼれた少女を発見した場所で心臓発作を起こして死亡してしまったのです。
現在「呪われた島」と言われているのはその外観だけではなく、実際の出来事も元になっているようですね。
その他の背景
このソチミルコという場所は水運がはったつしており、アステカ文明時からスペインの植民地時代の移行時期などにも大きな争いが頻発していたこと。
アステカ文明では、人身御供という神に生贄を捧げる儀式が生きたまま心臓を取り出すなど他と比べて特異であったこと。
多くの生贄が必要なことから争いがあったこと。
こういった背景からも各時代の思念などが詰まっている場所なのかもしれない。
この記事へのコメントはこちら