稲川淳二デザインの作品と次男の病気での苦悩が意外だった件
夏真っ盛りになるまえ、稲川淳二さんの季節ですねw
現在では怪談話で有名な稲川さんですが、意外な本業がありました。
それが、「工業デザイナー」後程紹介しますが、グッドデザイン賞を受賞するくらいのセンスの持ち主だったようです。
そんな稲川さんに今回は迫ってみます。
プロフィール
芸 名 稲川淳二(いながわじゅんじ)
生年月日 1947年(S22)8月21日
生まれ:東京都渋谷区恵比寿
サイズ 身長:167
体重:58
血液型 AB
公式サイト:稲川順二オフィシャルサイト
公式Twitter:@Junji_Inagawa
1970年、桑沢デザイン研究所研究科を卒業。
1971年、株式会社共立デザインにデザイナーとして入社。
1976年4月より、ニッポン放送の深夜ラジオ番組『オールナイトニッポン』へ出演。
1980年代中期に貧乏・不健康というキャラクターで、『オレたちひょうきん族』『痛快なりゆき番組 風雲!たけし城』などへリアクション芸人の先駆けとして活躍。(参考:wiki)
幼いころは広尾にすんでガキ大将だったという意外な一面があったようです。
子供って大きくなると太っていた子が痩せたり逆もあったりしますからね。
工業デザイナーとしての実績
工業デザイナーとして活躍されていたのは、芸能活動をする前とばかり思っていましたが、平行してされていたようですね。
書いていて思い出しましたが、怪談話のお仕事がないときは工業デザイナーとしてのお仕事をしていると番組でおっしゃっていました。
1996年のGOOD Design賞(公共空間用設備器具部門)で受賞されているようですので、間違いなさそうですね。
他に、どういった作品があるのかTV番組のツイートから見てみると、
稲川淳二の本職が工業デザイナーだと知って驚愕してる。バーコードリーダーの初期型や、新幹線の検札機は稲川淳二がデザインしたもの。車止めはグッドデザイン賞受賞とかすげえ… #nhk pic.twitter.com/N4OZRtfldo
— コクブカメラトゥーン ⊿ (@kokubucamera) 2014, 9月 6
他にも「あー!しってる!!」って思うのが多いですね。
ちなみに、この車止め共和コンクリート工業株式会社というところが販売しており、58,000円ほどするようです。(参考:GOOD DESIGN AWARD)
次男の障害
「1986年、多くのレギュラー番組に出演していたころ、妻が2人目の命を身ごもった。長男がいて、仕事も絶好調。これで2人目が生まれたら、自分はどれだけ幸せになるかと胸を弾ませていた。ところが、生まれた次男はほとんど泣かない。妻は『この子、おかしいよ』と泣いた」(引用:西日本新聞)
幸せのさなかの出来事で、その時に「この子を殺してしまったほうがいいのではないか」という衝撃的な告白をされています。
その時の気持ちは当事者でなければ分からない苦悩を感じました。
実際は思いとどまられたのですが、一瞬でもそのように思ったことを非常に後悔されています。
その後、障害児を持った親の講演会やボランティアへ積極的に参加し少しでも同じような思いをされている方の心を軽くしようと尽力されます。
お子さんの病気は「クルーソン病」と呼ばれるものです。
クルーゾン病
この病気を調べてみました。
超ざっくりと説明するとは先天性の骨形成異常。
人間の頭部を形成する骨は脳が入る「脳頭蓋(8個)」という部分と「顔面頭蓋(14個)」という部分に分けられます。
生まれたときには人間の「脳頭蓋」は大人の約70%ほどの大きさですが、1歳で83%、4歳で92%前後くらいに成長します。
一方「顔面頭蓋」は生後から18歳ころまで緩やかに成長していきます。
生まれた時には大人の約55%ほどの大きさですが、1歳で60%、4歳で70%、16歳で95%くらいまで成長するという具合です。(参考:いい表情が顔のすべてだ/高津整体院)
このクルーゾン病はその成長が急激に進み通常より早い段階で成長が止まってしまうというものです。
そのため、目が成長に収まりきらず飛び出してしまったり、脳が圧迫されることで知能の障害が出たりさまざまな症状が出てしまうというものです。
画像を載せようと思いましたが、かなり特徴的なので自粛しますが、見たい方はコチラを ⇒ クルーゾン病画像
もともと10代半ばまで生きられないと言われいた病気でしたが、現在は医療も進み障害者作業所で物作りを楽しんでいるとのこと。
ご家族
現在は俳優として活躍される長男(稲川貴洋さん)と別居されている奥さんがいらっしゃいます。
ただ、稲川貴洋さんはプロダクションに所属されているのか検索しても情報は多くありませんでした。
古い情報ですが自主制作のドラマを作成する「オミプロ」という団体で出演されたりしていたようですね。
話題
本日は、怪談話のネタ帳の文字が非常に特徴的であると話題になっていました。
実際に見てみると
稲川淳二が書き溜めた直筆の怪談ノート。特に目を引くのが、まるでPCからプリントアウトされたかのような均一性の高い文字。もはや稲川フォントと言っても過言ではない。インダストリアルデザイナーである氏の一面が垣間見える。 pic.twitter.com/LDW1MdB2TT
— モカマタリ (@loaobo) 2015, 7月 13
スゴイ几帳面な調った字ですね。
このフォントを欲しがる方まで出る始末。
にしても、すべて赤文字というのが怪談話らしいと思ったのは私だけではないでしょうw
個人的に最近の稲川さんは早口すぎて聞き逃してしまうところがあるのが気になるトコロorz
この夏も期待ができそうですね♪
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