スクート海外LCCのプロモ画像盗作疑惑!問題のイラストとは?
ネット上で話題になっていますが、シンガポールのLCC「スクート」がプロモーションで黒川竜浩(黒川イ衣一)さんの作品を盗作したとの疑いが上がっています。
その画像がどれのことか、ネットの反応について調べてみました。
スクート
設立 2011年11月1日
運航開始 2012年6月4日
拠点空港 シンガポール・チャンギ国際空港
航空連合 未加盟
保有機材数 6機 (2013年1月 現在)
就航地 11都市 (2013年6月 現在)
親会社 シンガポール航空
本拠地 シンガポール
代表者 Campbell Wilson (CEO)
公式サイト http://www.flyscoot.com/
公式Twitter:@InsideScootJP
引用:wiki
シンガポール航空が出資ということで、日本で言うとANAが100%出資のバニラ・エア株式会社 (Vanilla Air Inc.) というところでしょうか。
問題の画像
twitter上で、一人暮らしのOLへのプロモーションの一つとしてつぶやいたモノが問題視されています。
それが、こちら
.@black9arrows 休みが取れたら思いっきり楽しんでみない?リツイートしてくれたみなさんの中からラッキーな10名にスクーティーちゃんからスクートバウチャーを、そして更にラッキーな1名様にはペアで航空券をプレゼント! pic.twitter.com/t3nA6N5bmr
— Scoot (@InsideScootJP) 2015, 5月 19
そのもとにされたというのがコチラ。
GW明けに同僚が配っていたお土産のどれを誰から貰ったかよく思い出せないまま全部食べてしまった一人暮らしのOLの絵を描きました pic.twitter.com/BWPGTxRzT4
— 黒川竜浩(黒川イ衣一) (@black9arrows) 2015, 5月 11
確かに構成といいよく似ていると思いますね。
この黒川さん。最近は「独り暮らしのOL」をコンセプトに哀愁漂うイラストを作成されているイラストレーターさんのようです。
普段は漫画を描いていらっしゃると情報がありました(参考:pixiv)
他にはツイッターで公開されているようですが、次のようなものがあります。
日光にライトアップされたちりやほこりを眺める一人暮らしのOLの絵を描きました pic.twitter.com/FNBehxKXDb
— 黒川竜浩(黒川イ衣一) (@black9arrows) 2015, 4月 19
なんか淡い色調からほんわかして癒される感じがありますね。
経緯
黒川さんはファンが個人的に真似たイラストを描いて投稿する分(ファンアート)は問題ないとの考えをお持ちです。
twitterでつぶやいておられたのでまとめますと。
・OLちゃんがニュースサイトで話題になったころコラボ申請。
・GWあけで他にも同様の企業もあり、忙しくて後回しにしていた。
・すると件の投稿がされた。
・公式アカウントでされるのは商用として認識せざるを得ないので削除の依頼
・作者の作品からインスパイアを得た別のキャラクターだと返信。
・気がめいるので、解決まではこの件についてつぶやかない。
ネットの反応
スクートのtwitterに対してリプライが批判の内容が占めています。
@InsideScootJP 御丁寧に宛先前に . つけてフォロワー向けに流しといてどえらい面の厚さっすね。開き直りの万引き犯みたいだ。
— 野犬 (@yasu_yaken) 2015, 5月 20
@InsideScootJP 漫画の吹き出し内の台詞が、現代日本語になっていません。明らかに黒川さん( @black9arrows )の下手なトレースですね。右の黄色い女の子の手の後ろは「蛙のぬいぐるみ」がありますし。航空会社として利用したくありません。
— 飯面雅子(承認)*サンドアーティスト (@iimenmasako) 2015, 5月 20
@InsideScootJP I saw this tweet and decided never to take scoot. thank you.
— マエガミ of steel (@MAEGAMI_BANG) 2015, 5月 20
企業としてやっていくにはイメージが重要だと思います。
こういった言い分であれば素直に謝罪し削除するのがいいと思いますがどうなるのでしょうかね。
感想
この話題にのってtwitterでは本人のものではないアカウント(@hitori_OL)が作られている模様です。
私自身情報発信している立場として、こういった著作については十分配慮しなきゃいけないと改めて認識しました。
もめごとなんて気分のいいものではないですもんね。
twitterのアイコンが気持ちを表しています。
今後の創作活動に支障がないことを祈ります。
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