ミッツマングローブの素顔。これまで語らなかった13年の思いとは?

 


今日では徳光さんの甥っ子として知られ、TVでよく見る女装家さん。

いわゆるオネエタレント。奇抜な衣装やキャラクターが多い中、慶應義塾大学出身でクイズ番組などからその知性の高さが伺える。

今回はアナザースカイで放送されていた彼!?彼女を調べてみた。

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生い立ち

小学校5年生のころから父親の転勤でイギリスに移り住み、中学卒業までロンドンで暮らしていた。

 

もともと割と成績がよくあまり勉強で負けたことがなかった彼が、英語でしたハンバーガーの注文が全く通じず、同級生の女の子にかなわなかった。

そのことが相当歯がゆく、もっとしゃべれるようになって帰ってやると強く思ったとか。

学校の裏では男の子と殴り合いのけんかをしたこともあると、男性的一面もうかがわせる。

 

日本に帰ってきて大学に通い卒業したが、音楽が好きでそれで食べていきたいという気持ちが強く一般企業へ就職しようとは考えていなかった。

好きな音楽を極めたい思いから、両親を説得しウエストミンスタースター大学へ留学。

 

現実とのはざまに

夢を見て、幼いころ過ごしたロンドンへ戻った彼は四六時中音楽のことばかり考えていた。

しかし、そう簡単に結果がついて来るわけもなく理想と現実の間に苦悩していた。

 

いくら考えてもどうかなるものでもなく、焦りや苛立ちから、うまくいかないのはすべて人のせいにして、自分の部屋から窓の外に皿を投げるなど、精神状態も荒んでいく。

 

そんな折、夜な夜な繰り出したのがロンドン一のゲイタウン。

そこでは人生最大のモテキが到来。その楽しさを謳歌し、自分の「居場所」を見つけた喜びにひたっていた。

 

そんな街で2年たったころ、ふとこのままではいけないと感じ街で佇んでいた時に、自分はミッツマングローブとして生きていくのだと決心する。

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帰国

自分の居場所を残したまま帰国したミッツは、音源をレコード会社に持ち込み行動を起こす。

しかしながら、そう簡単にいくわけもなく新宿2丁目で働きながら全国を営業で回り地道にショーをおこない現在の形を掴んだのだ。

 

これまで帰らなかった理由とは

苦しいことも多々ある中、逃げ場を残して帰国した彼女は、「ロンドンにいったらもう日本に帰ってこないのではないか」と思うことが怖かったと言う。

 

今回感じたのは楽しい場所ではあるが、かつて思っていた「居場所がない」ということだ。

その瞬間「逃げ場所」が「いつでも帰れる場所」になったことが感じられた。

帰国後13年。様々な苦労を経て現在の状況をつかみ取った彼女はしっかり自分の居場所を見つけることができたのだ。

 

私も学生時代に過ごした第2の故郷。大阪が恋しいがなかなか帰れないでいる。彼女と同じようにお世話になった方々に不義理をして申し訳ない思いがいっぱいだ。

 

今回の番組を通して感じたのは己を見つめなおし、一刻も早く戻れる日をつかみ取るつもりだ。


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