ふるさと納税でNゲージがもらえる自治体が!?どうなる採算

   2016/12/04


埼玉県鶴ヶ島市のふるさと納税(まちづくり寄付金)でNゲージの電車模型が納税の特典としてもらえると言うニュースを見ました。(YOMIURI online)

Nゲージのイメージとしては子供のときに見たジオラマで感動し欲しがったのをよく覚えています。

 

にしても、特典といわれる御礼程度の金額で買えるものではない高価なもののイメージなんですがいくらくらいするものなのでしょうか。

 

調べてみたところ今回もらえるというのがNゲージ [ディーゼル機関車と貨車のオリジナルセット]と言うことで画像は次の通りです。

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立派ですヤン。。

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さらに3万円以上だと『HOゲージ [EF510 寝台特急「北斗星」スターターセット+複製画]』で実際にレールもついては知らせることができるようです。

141019_HO

 

同タイプのものをネットの通販などで調べてみると相場はディーゼル機関車だけでも2,000円から。

ただ、それは新興の会社のようで4,000~5,000が主流のようです。

今回の特典提供元は、その世界でも評判がよい会社のようです。なので4,000~5,000円の部類ではないかと。また、その上貨車までついてくる。となるととその金額でもすまないような気がします。

さらに30,000円以上の寄付での特典の品は相当するんじゃないですかね。

 

ふるさと納税(まちづくり寄付金)とは?

さて、そもそもこのふるさと納税(まちづくり寄付金)とはいったい何なのでしょうか。

簡単に言うと自治体への寄附金のことです。

個人が2,000円を超える寄附を行ったときに、住民税のおよそ1割程度が所得税と住民税から控除される制度です。
※控除には確定申告が必要です。
実質今収めている県民税・市民税の一部を移転する事になります。

[起源]

地方間格差や過疎などによる税収の減少に悩む自治体に対しての格差是正を推進するための新構想として、 2008年、前安倍政権のときに創設された制度です。正確には「ふるさと寄附金」と言います。(ふるさとチョイス

この制度は自分の希望する自治体へ税金を収める事ができ、なお且つ使用用途も指定することができるのです。

よって以前と比べて納税者が用途に関われる利点があります。

仕組みを図解してわかり易いものがありましたので乗せておきます。

141019_furunouzu

(参考:excite news)

 

希望する自治体へ納税できるという納税者目線でのメリットがありますが、いいことばかりではないようです。

 

デメリット

  • 県などの自治体はふるさとと言う認識が市町村に比べ低いため集まりにくい。
  • サービスを受ける者がそれに対する対価として料金を支払いますが税金も同様であると言う考えである「受益者負担の原則」の観点からずれてしまっている。
  • 当該自治体の収入にならない分の業務に当たる矛盾

 

なにかデメリット的なものが多いように感じます。でもそのデメリットを見たところおっしゃることがもっともと言う反面。自分のところの以外の業務はしたくないと言うにおいもぷんぷんしてしまいますね。

 

また、想定外の事象が起きた自治体もあるようです。

  • 震災の際あり地方在住の住人が東北3件に7億者寄付をした。
  • 1億源泉徴収されていたが還付により7,900万が変換。
  • 本来納税される額がなくなった上還付金の4,700万を負担することになった。

税収が落ち、地方の格差を埋めるべく発足した制度ですが逆にに負担が増えると言う事象になった自治体がありました。

まさに本末転倒ですね。

 

開始以来年々実績が増えてきているようです。

適用人数 寄付金額 控除額
2008 33,149人 ¥7,259,958,000 ¥1,891,669,000
2009 33,104人 ¥6,553,113,000 ¥1,805,457,000
2010 33,458人 ¥6,708,590,000 ¥2,043,318,000
2011 741,667人 ¥64,914,901,000 ¥21,017,144,000
2012 106,446人 ¥13,011,278,000 ¥4,526,323,000

そろそろ、必要な点など見直しが必要になる時期ではないかと思いますね。

よりよい運用ができるようして欲しいものです。

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気になるパートナーへの報酬は?

さて、話は戻して今回の豪華特典ですが物品を提供するパートナーには実入りがあるのかということです。

特に明記された資料などは探し出さなかったのですが、賞品の発送は特典を用意してくれたパートナーからの発送となっているところが多いようですのでさすがにある一定額は支払があることでしょう。

しかし、税金を集めるために使った費用を超えては意味がないので、おそらくはいくら以内で提供できる商品ということで特典を集めているのではないかと思います。

 

そうだとすると今回の特典を提供される「関水金属」さんの場合、大丈夫なのでしょうか?

他の商品を見た感じ10,000円での特典は代替2,000円程度のもののような気がしますがNゲージは明らかに売価が違う気がします。

やはり好意でなければコレだけのものが提供されているとは考えにくいのではないでしょうか。

逆に企業ごとで金額が違えば問題のように思います。

 

地元愛にあふれた方に地元から身を切っての御礼!というすばらしい行動力と思う反面。

他のパートナーとのバランスは大丈夫なのかなと気になるところではあります。

 

最後に

今回のふるさと納税のしくみや全国の特典を紹介しているポータルサイトがありました。

通常納税は各自治体ごとの条例で詳細が定められているため、詳細は各自治体のサイトを確認する必要がありますが大まかな概要はこちらのサイトで十分かと思います。

 

興味をもたれたかたはぜひチェックして見てください。

⇒ ふるさと納税ポータルサイト ふるさとチョイス


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