桜島が大噴火!?警戒レベルがどんな規模なのかを調べてみた件。

 


鹿児島の活火山。桜島。

その活動が活発化し、噴火警戒レベル4が発令されました。

地元が鹿児島だった自分もあまり聞かないことで、そのレベル4というのがどの程度のものか知らず、少々気になり調べてみました。

気象庁のサイトにわかりやすい説明がありましたので、引用します。

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(引用:気象庁

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(引用:気象庁)

鹿児島に住んでいてもやはり、桜島にいる人じゃないとココまでのことは知らないですね。

今回はレベル4ということで、「居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生すると予想される(可能性が高まっている)。」

知らない方も多いかもしれませんが、桜島って昔はつながっていなかったんですよ。

大正の大噴火で右側の大隅半島(オオスミハントウ)と繋がったんです。

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(引用:ハザードラボ

その噴火がどのくらいの規模だったのかがよくわかる黒髪神社の鳥居が残されています。

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それがコチラ。

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(引用:みんなの桜島

元々3mの高さだったのが噴火後には1mしか残っていないという状況。

どれだけ大量の火山灰が降ったかわかりますね。

気象庁のサイトにあった、火山災害年表をまとめてみると次のような感じでした。

1779年11月8日 噴火
安永大噴火。噴石、溶岩を流出。死者150余名。

1781年4月 噴火
高免沖の島で噴火、津波により死者8名、行方不明者7名、負傷者1名。船舶6隻損失。

1914年1月12日 噴火地震
大正大噴火。地震、噴火により村落埋没、全壊家屋121棟、全焼家屋2148棟、死者・行方不明者58~59名、負傷者112~115名、農作物大被害等。

1946年5月21日 噴火
溶岩流出。山林焼失、農作物に大被害、死者1名。

1955年10月13日 噴火
爆発で死者1名、負傷者7名、降灰多量で農作物に被害。

1955年10月15日 噴火
爆発で負傷者2名。

1964年2月3日 噴火
爆発により登山者8名重軽傷。

1973年6月1日 噴火
爆発による火山礫により負傷者1名、車ガラス破損。

1974年6月17日 土石流
死者:2名、行方不明:1名。

1974年8月9日 土石流
野尻川上流で死者:5名。

1986年11月23日 噴火 
噴石が古里町のホテルに落下、重軽傷6名。近くの飼料乾燥室全焼。
(参考:火山災害年表

私の記憶では死者が出るような噴火はありませんでしたが、数年前にはなくなるほどの災害が起きていたことを知って驚きです。

影響は?

今回のLevel4発令に伴い、毎年13万人以上の観覧客が訪れる鹿児島の夏の最大のイベントである「サマーナイト花火大会」中止が決まりました。

正直、桜島ではなく市内に住んでいる人間的にはそこまでする必要あるか!?

くらいに思っているかもしれません。

それくらい、慣れっこなんですよね。

万一があってからではおそいですからね。

事前の対策ということで致し方ないですね。

現在の状況

火山ガスの噴出が極端に減っていると報道がありました。

19日現在の火山性ガスの量は1日あたり100トン程度。

1日あたり5千トンの放出もすることがあったことを考えると、かなりの糞づまり状態。

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(キャプ:日テレ24

ガスの量が急激に少ないと大規模な噴火が起きやすいと注視されています。

あまり大したことないと思っていましたが、調べるほどに恐ろしくなってきました。

 

最後に、

鹿児島では普通だが周りが驚いたあるあるを紹介したいとおもいます。

・鹿児島市では灰を集めるための専用のゴミ袋が配布される。

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(引用:3分もクッキング

・桜島には噴石をよけるための避難壕が各地にある。

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(引用:WALKING

・夏の南風で灰が市内に来るとプールに灰が溜まるのでよけるための屋根がついている。

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・天気予報時に桜島の風向きが発表される。

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(引用:橋口整骨院

・降灰動画

またかよ~てきな、馴れっこです♪

でも、髪の毛が凄いことになるんですよね。

毛穴にも入るというか、粒子が非常に細かいのでギシギシ感でひどいんですよorz

 

県外に出たときに自転車で普通に目が開けて走れることに感動しましたねw

ガッコ行くときほとんど薄目で坂下ってましたもん。

噴火してなくても、積もった灰が風邪で舞うんです。

ちょっとくらいの雨で流れないからまたひどいorz

よく事故らなかったと今思えばラッキーです。

 

自然災害なので避けようがありませんが、大事がないよう祈るしかないですね!

(アイキャッチ引用:http://blog-imgs-51.fc2.com/


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