ザック・ソビーク!余命宣告から「クラウズ」に込める彼女への思い

   2016/06/19


世界仰天ニュースで、アメリカミネソタ州にすんでいる、17歳のザック・ソビークという少年が取り上げられます。

そんな彼と彼が作った歌がyoutubeで11,850,978回という再生回数を上げ話題になっています。

なぜ、そんなに注目されることになったのか。

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そこにある心温まる話題について調べてみます。

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名前:ザッカリー・デビット・ソビーク
生年月日:1995年5月3日Born May 3, 1995
出身地:アメリカ ミネソタ州 セントポール

骨肉腫

彼は14歳の時に骨肉腫という病にかかり、治療を受けられます。

骨肉腫は簡単に言うと骨のガンです。

若かったことも受けかいなく余命数か月の宣告を受けられます。

骨肉腫とはどんな病気?⇒”【コナー・オルソン】感動を呼んだ卒業式。癌と闘うアメリカの高校生の最期とは

そんな彼にはエイミーという同じ年の彼女がいました。

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母親は彼女へさよならの手紙を書くように勧められますが、手紙を書くのが苦手なザックは代わりに彼女への思いを歌にして綴ることにしました。

その歌というのが「CLOUDS(クラウズ)」です。

Clouds

I fell down, down, down
Into this dark and lonely hole
There was no one there to care about me anymore
And I needed a way to climb and grab a hold of the edge
You were sitting there holding a rope

And we’ll go up, up, up
But I’ll fly a little higher
Go up in the clouds because the view’s a little nicer
Up here my dear
It won’t be long now, it won’t be long now

When we get back on land
Well I’ll never get my chance
Be ready to live and it’ll be ripped right out of my hands
And maybe someday we’ll take a little ride
Go up, up, up and everything will be just fine

We’ll go up, up, up
But I’ll fly a little higher
Go up in the clouds because the view’s a little nicer
Up here my dear

It won’t be long now, it won’t be long now
If only I had a little bit more time
If only I had a little bit more time with you

We could go up, up, up
And take that little ride
We’ll sit there holding hands
And everything would be just right
And maybe someday I’ll see you again
We’ll float up in the clouds and we’ll never see the end

We’ll go up, up, up
But I’ll fly a little higher
Go up in the clouds because the view’s a little nicer
Up here my dear
It won’t be long now, it won’t be long now(引用:aslyricks.com

クラウズ(和訳)

僕はこの暗く、孤独な穴に落ちてしまった
そこには僕を気にかけてくれる人なんて、誰もいなかった
僕はそこからはい上がり、穴のふちをつかもうとした
するとそこにはロープを握る君が座っていた
※僕たちは上へ、上へ、上がっていく
そして僕は少し高いところへ飛んでいく
僕たちは雲のところまで上がっていく
なぜならそこからの景色の方がちょっといいから
大切な人よ、ほら、ここからの景色は素敵だよ
もうそんなに長くはないんだ 長くはないんだ
僕が地上に戻れたら……
でも僕にはもうそのチャンスはないだろう
君は覚悟を持って生きて
やがて僕の手からは、そのチャンスが引きはがされていく
きっといつか僕らは一緒になれる
僕らは上へ、上へ、上がっていく
そして全てはうまくいく
(※くり返し)
もし僕に、あと少し時間があったなら
もし僕に、あと少し君との時間があったなら
僕らは上へ、上へ、上がっていける
そしてまた一緒になれる
そして手をつないで肩を並べながら座れる
そして全てはうまくいく
またいつか僕は君に会えるだろう
僕たちは雲の上でプカプカ浮きながら
終わりのない世界を一緒に見るんだ
(※くり返し)(引用:まとめNEVER

彼女への思いがあふれ出る歌ですね。

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youtube

この歌を作成し、地元のラジオ局へ投稿します。

すると感銘した局員がバンドを召集して、5時間をかけ収録します。

それを投稿したところたちまち話題となり、数十万のアクセスを集めることになるのです。

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この歌を聴いたリスナーからは「なんて美しい歌なんだ」、「これ聴いて、泣いた」「これからも強い心を持って生きて!」と声援が寄せられたそうです。

現在

ザックくんは2013年の5月20日に家族に見守られ亡くなられます。

ご家族は、彼亡き後、同様の病気へ苦しむ方のために「Zach Sobiech Osteosarcoma Fund」という基金を立ち上げ活動されています。

現在もcloudsはダウンロードでき、基金への寄付が可能なようです。

DLはわずか1ドル。彼の思いが続いているなんてすばらしいことですね。

『Clouds』のiTunesダウンロードページ:
https://itunes.apple.com/us/album/clouds-single/id587906655

ザック君。のご冥福をお祈りします(合掌)

(参考:ロケットニュース24


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